「127時間」を鑑賞して

 自由気ままに生きる主人公。荒野を自由奔放に走り回り人生を謳歌しているように見える。しかしそれが仇となり、荒野の岩の裂け目に落下して腕を挟まれ絶望感に打ちひしがれる。そして自分のこれまでの人生を振り返り一人悔いる。途中腕が偶然にも抜けて一瞬の希望がやってくるが、それは夢で気がつくとまた絶望の底に突き落とされる。

 絶望の底からの生還がリアルというか、グロテスクでとても正視できるものではなかった。生への渇望がすごい。人間あの状況に置かれたら何%の人が同じ行動を取れるだろうか。

 人は一人だけで生きているのではなく、周りの人との繋がりを忘れることなく感謝して生きていかないといけないなと感じた。

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127時間